2010年09月09日
ヨーロッパデザイン探訪 スペイン編 アンダルシア地方1
アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
笹倉鉄平の同名の作品を見て憧れていた村に本当に行けるとは思わなかった。
いろいろ振り返ると、私は「念願」というものが結構叶っている幸せ者だ。
アンダルシア地方には白い家が立ち並ぶ村が多い。
私も家の外観は白一色が好きでお客様に勧めるが、汚れが目立つということで嫌がられる。
白がいいのは窓枠にしても玄関ドアにしても色で遊べるし、とてもよいアクセントになる。
ガーデンなど植栽のグリーンも生き生きする。
家の中もベースは白の塗り壁にして質のいい家具を置いて、お気に入りの家具や照明で仕上げるだけでほぼ完成する。
床の色も明るめでもダークな色でも無垢材ならしっくり馴染み、何年経っても色あせない。
最近の住宅はどこかごちゃごちゃした家が多いが、素材やデザインの粗をごまかすチープなテクニックで辟易する。
なんでもそうだがシンプルなのがいい。
「白」一色で勝負できる上質なアルコスの村に大人のデザインを学んだ。
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Posted by 西島 崇 at 19:42│Comments(0)
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