2011年09月03日
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 オビドス4
<猫の遊び場>
ポルトガルはどこの村にも犬や猫がいて、自由気ままに暮らしている。
ちょうど小道の行き止まりが遊び場のようになっていて仲良しコンビで楽しそうに遊んでいた。
オビドスは城壁内に築かれた観光地なのでそれほど大きな庭はないが、城壁から見た郊外には大きな庭を持っている家が多かった。
私が小さいころは近所に空き地があって野球やサッカーをやったり、道路のどん詰まりでバトミントンをやった記憶があるが、最近の子供はどこで遊んでいるのか気になる。
昔ほど空き地もないが、遊べるほど大きな庭のある家もあまりないし、道路で遊んでいる姿も見えない。
WiiやプレイステーションなどのTVゲームや遊戯王(古い?)などのカードバトルが現代っ子の遊びとなれば当然かもしれない。
オレンジハウスでは中庭のある家を提案している。
遊び場にするには狭いかもしれないが、どのご家族もコミュニケーションが増えたと喜んでいただいている。
オビドスの猫たちが安心して遊べる小道の行き止まりと同じように、誰の目も気にせず家族が安心してくつろげる中庭という屋外空間の存在価値は高い。
台風による大雨が気になるが、四季を感じられる中庭がある暮らしをいままで以上に提案していきたい。
Posted by 西島 崇 at 16:37│Comments(0)
│住まい