プロバンスに学ぶ家づくり　～ヨーロッパデザイン探訪～

レンタカーでの旅が一番好きだが、たまに電車も悪くない。

ルクセンブルクからブリュッセルへ戻る途中の電車で美男美女カップルと通路を挟んでとなりの席になった。

会話は何を言っているか良く分からないがしぐさや表情で二人の親密さが伝わってくる。



同年代の日本人のカップルに比べ落ち着きがありあまりベタベタしていない。

お互いが自立し考えを持って行動しているように見える。

家づくりで若いご夫婦と話をすることがあるが、だいたい同じような要望に終始する。

家に対しあまり深く考えていないのかもしれない。

うそを言う業者が多いのも悪いが自分でマイホームのコンセプトを固める努力が足りないようにも感じる。

私だけではないと思うが、お客様から自分たちの家に対する考えを聞くまでお手伝いができない。

目的を共有しなければ答えが見つからないからアドバイスもできない。


オレンジハウスのお客様からいただくアンケートを読み返すと「オトナな人」が多いのがわかる。

苦言についても業者である私たちへの配慮がされていてよけいに身が引き締まる。


コドモのお客様の対しコドモ扱いする業者が多く、ＴＶのお笑い番組のレベルの低さと比例しているように思える。

お客様をオトナだと思い、真剣にお手伝いする会社でありたいし、子供のころから大人のお付き合いができる教育を考えていきたい。