2010年03月06日
フランスの美しい村 モネスティー③
歩いているうちに村はずれまで来てしまった。
すぐ脇に小川が流れていて、雨音とせせらぎのハーモニーが心地いい。
こうしてはるかヨーロッパの地で写真を撮りながら勉強できるのも、航空産業の発展の恩恵だとつくづく感じる。
ほんの数年前の冷戦時代には、ソ連の上空を航行できなかったので今以上に時間がかかっていたようだ。
今回の旅行に限らず、なるべく同日着を目指しているので、安くて乗り継ぎ時間などの便がいいKLM(オランダ航空)をよく使う。
アカデミー賞の最優秀作品賞に「沈まぬ太陽」が選ばれた。
こちらも航空会社を舞台にした限りなく実話に近いフィクション映画だが、私がのんきに旅行している背景には、このような悲惨な現実もあったんだと痛感する。
日本人なのでなるべく日系の航空会社を使いたいと思うが、やはり高い。
「機内サービスはすばらしいが、もう少しコスト意識を持たないと・・・」と感じていたJALがやはり破綻した。
その辺、ヨーロッパ系は合理的というかサジ加減がうまい。
パトリックさんの家やミシェル・ブラスのレストランをはじめ、このような田舎のモネスティーという村でさえもヨーロッパ特有のサジ加減のうまさが感じられる。
日本にはやや過剰スペックな家が多いように見受けられるが
家づくりもシンプルかつ充分な提案をするサジ加減が重要だと思う。
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン5
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン4
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン3
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン2
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン1
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 エストリル2
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン4
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン3
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン2
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン1
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 エストリル2
Posted by 西島 崇 at 11:54│Comments(0)
│住まい