2011年08月29日
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 オビドス1
オビドスの城壁から
ポルトガルを代表する観光地オビドス。
ここを外したツアーはあまり見たことがない。
スペインやポルトガルに多い白壁と町を囲む城壁が美しい。
城壁の上が遊歩道のようになっていて、およそ40分で一周できる。
ちょうど半分くらい歩いたところで、家の外壁に青や黄色の原色を使った装飾に気が付いた。
港町アヴェイロの家は、長い漁から帰った漁師が、自分の家だと分かるよう全体が原色で塗られていたが、ここはすこし控えめなようだ。
なにかと控えめな日本人は原色を住宅に取り入れる人は少なく、茶系やモノトーンといったあまり主張しない色使いを好む傾向がある。
野田財務大臣が民主党の代表となったが、はたして玉虫色の日本の政治をどんな色で染めてくれるのか?
原色を嫌う国民性に流されず、はっきりした政治を期待したい。
Posted by 西島 崇 at 16:55│Comments(0)
│住まい