2011年10月15日
家づくりデザイン探訪 ポルトガル編 リスボン3
<トラム>
坂だらけのリスボンで重要な市民の足となっているケーブルカー。
もうひとつ重要な交通手段がトラムだ。
日本でも路面電車が走っている街は意外と多い。
静岡でも本通りの真ん中を路面電車が走っていたというが、自動車全盛の今ではあまり想像できない。
リスボンでは地下鉄も走っていて、ガイドになかった路線が開通していたりと、水面下で交通インフラを拡充している。
ケーブルカー、トラム、地下鉄など乗り物にはことかかないリスボン。
どことなくノスタルジックな雰囲気はそうした脇役たちが醸し出してるのかもしれない。
家づくりにおいても建物のデザインそのものが重要なのは間違いないが、家具や植栽、時計や食器など普段目にするインテリアや小物などにも気を付けなければどことなく中途半端な家になってしまう。
ひとつでもその空間にそぐわないものがあってはデザイン住宅としては完成しない。
オレンジハウスがインテリアコディネートにこだわる所以だ。
トレンドやスタイルが変化し続けていく中、守るものは守り、変えていくものはドラスティックに変えていく、そんなデザイン提案をしていきたい。
Posted by 西島 崇 at 10:42│Comments(0)
│住まい