2011年03月06日
家づくりデザイン探訪 スペイン編 トレド2
パラドールの室内
運良く泊まれたパラドール。
トレドの全景がパノラマで見れる部屋で、バルコニーから最高の夜景が撮影できる。
マドリードに移るまでスペインの首都だったトレドは、頂上のアルカサルから放射状に伸びた路地が美しい世界遺産でもある古都だ。
ツアーでは日帰りとなってしまうので夜のトレドはあまり紹介されることがないが、旅行会社には1泊コースに組み入れて欲しい美しい町だと思う。
夜の市街を堪能しいざパラドールへ戻ろうと車を走らせているとラッキーマンにピンチが訪れた。
暗闇を走らせているうちに現在地が分からなくなり、気がつくと高速道路のような8車線の道に乗っていた。
5分ほど走れらせれば降りれるのだが、また同じ道路に戻ってしまう。
少し細い道を見つけしばらく進むと、明らかにトレドとは違う雰囲気の町に着いてしまった。
若いカップルを見つけ話しかけると、運良く英語が通じ、自分たちが全然違う場所にいることと、どうしたらパラドールに戻れるかを身振り手振りで教えてくれた。
「ゴーストレイト、ネクストライトターン、ラージストリートレフトターン」
言われたとおりに進んだらようやくトレドの頂上のアルカサルが見えてきて、パラドールへの坂道を発見できた。
またまた自分の運のよさに感謝しながら、夜のドライブはやめようと心に決めた体験だった。
Posted by 西島 崇 at 18:17│Comments(0)
│住まい