2010年08月30日
オランダの美しい村 キンデルダイク
ベルギーで一泊してからアムステルダムに渡り、念願の風車の村へ到着した。
キンデルダイクの中心地に着いてバスから降りると、なんとなく静岡市の丸子の商店街付近に感じが似ているように感じた。
どこが?といわれると出てこないが雰囲気なんだろうか?
風車群はだいぶ遠くにあるので散歩がてら歩いて行くことにした。
川沿いにかわいらしい家が並び、見ていてとても楽しい。
ようやく風車群が見えてきたので一番いいアングルを探す。
季節的に観光シーズンではないので少しさびしい感じだが、変に観光地化された雰囲気よりは好きだ。
いまでは本来の用は足してないようだが風車それぞれに番人がいて、いまでもメンテナンスを続けることで当時と同じように動いている。
日本の住宅も昔の木造住宅のほうが骨組みなどしっかりしていて、重い瓦や地震にも耐えながらどっしりとした家が多い。
オレンジハウスでも築100年以上のリフォームに携わるが、今の新築にはない重さや味わいを大事にしながら工事を進めている。
いろいろと忙しく面倒くさい世の中だが、手間暇を惜しまず「手入れ」をする楽しみや価値を感じられる家ってすばらしいとつくづく感じる。
風車の番人もきっとそんな思いで伝統を受け継いでいるのだと思う。
Posted by 西島 崇 at 20:00│Comments(0)
│住まい